2013年10月16日
願ったり叶ったり
10月12日から14日まで、念願の槍ヶ岳に登ってまいりました。
昨年8月、一度トライはしたものの悪天候の後、ハバ平でのテント水没事件により、敢え無く撃沈!
あれから虎視眈眈とチャンスをうかがうこと一年。
そのリベンジを果たすべく、一から計画を練り直し、プランニングに着手したのである。
今回は、早々とヨメが戦線離脱宣言をし、逆に私にとっては好都合であり、まさに願ったり叶ったりである。
ヨメが参加をするとスローペースの計画になり、長距離も難しくなるので別メニューを考えたりしなければならないので、正直面倒である。
昨年の横尾、ハバ平のWプランのようにね^^
しかし、今回はそのヨメはなし!
その分、子供達と3人で思いっきり楽しむことが出来る。
親父の心は、計画を練る段階からすでにルンルン気分なのである。
そうなると先ずは、テントの選択から。
いつものマウンテンハードウェアのDirekt2で3人は、少し厳しすぎる。
ファミリーキャンプの時に使っていた大きなテントは、その出番激減に伴い、すべて整理した。
それでは、Spear2GTはどうだろうか?
Direkt2の横幅が124センチに対し

Spear2GTの横幅は最大135センチ、しかも寝室の長さは228センチと足元にザックを置いても足が伸ばせるのだ。

そして何といっても前室が広い!
雨天完全対応型なのだ!
都合のいいように考え始めると重たい!とか、かさばる!とか、不安要素は見えなくなってしまう。
盲目的になってしまうのが、私の悪い癖である。
とりあえず、テントは決定した。
次にコースの選択である。
上高地からのコースと新穂高温泉からのコースが代表的であるが、贅沢にも毎年、上高地へ行っているので今回は、初めてのコース、新穂高温泉から登ってみたいと思う。
コースタイムは上高地とほとんど変わらないが、何より重い荷物を背負って、殺生ヒュッテ、もしくは槍ヶ岳山荘まで登る自信がない。
しかし、悩むべき点もあった。
それは、新穂高温泉から槍ヶ岳を目指しても槍の穂先を確認出来るのは、飛騨乗越えの分岐からでそこから槍ヶ岳山荘までたったの10分。
そこから渋滞なしで考えて往復1時間。
スムーズにいきすぎると1時間30分程で槍とお別れになるのだ。
それに比べ上高地コースでは、グリーンバンドから槍がお目見えするので、片道3時間は槍を見ながら登ることができる。
新穂高温泉から10時間近くかけて登って来て、たったの1時間30分で槍とお別れなんて悲しすぎると思いませんか?
でも今回はリベンジ登山ということで、とりあえず何としても槍ヶ岳に登頂したいのです。
そんな楽しい葛藤をしながら10月11日、出発の日を迎えます。
仕事を終えた後、道具を積み込み、この日、修学旅行から帰宅した部長をピックアップして新穂高に向けて出発です。
午前6時過ぎに深山荘無料駐車場へ入りましたが、満車の為、ガードマンに追い出され、少し離れた無料駐車場、鍋平高原へ向かいます。
一応、下調べはしておきましたが、深山荘の駐車場は、土日祝日はほとんど満車との事。
覚悟はしてました。
鍋平高原の駐車場から登山口まで徒歩で1時間。
ショートカットしても約30分。
ロープウェイを利用して登山口まで下りるという手段もあります。
来た道を引き返し、分岐路から山道を登りますが、その分岐路に駐車場を発見!
山道をあわててUターンします。
この駐車場は、防災ヘリポートらしいです。

キャンプ禁止と書かれているにもかかわらず、テントを張っている兵がいました。
駐車場へ進入するも残念ながら空きスペースがありません。
あきらめて再び、鍋平の駐車場へ向かおうとすると男性が近付いて来られ
「待って!スペースが欲しんでしょ!僕の車、出るからここに停めなよ!」
と、親切に声をかけてくれました。
その後も次々と車が入ってきますが、空きスペースがない為、ことごとく退場していきます。
そんなラッキーな出来事もあり、身支度を整え、7時8分。
槍ヶ岳に向けて出発です。

昨年8月、一度トライはしたものの悪天候の後、ハバ平でのテント水没事件により、敢え無く撃沈!
あれから虎視眈眈とチャンスをうかがうこと一年。
そのリベンジを果たすべく、一から計画を練り直し、プランニングに着手したのである。
今回は、早々とヨメが戦線離脱宣言をし、逆に私にとっては好都合であり、まさに願ったり叶ったりである。
ヨメが参加をするとスローペースの計画になり、長距離も難しくなるので別メニューを考えたりしなければならないので、正直面倒である。
昨年の横尾、ハバ平のWプランのようにね^^
しかし、今回はそのヨメはなし!
その分、子供達と3人で思いっきり楽しむことが出来る。
親父の心は、計画を練る段階からすでにルンルン気分なのである。
そうなると先ずは、テントの選択から。
いつものマウンテンハードウェアのDirekt2で3人は、少し厳しすぎる。
ファミリーキャンプの時に使っていた大きなテントは、その出番激減に伴い、すべて整理した。
それでは、Spear2GTはどうだろうか?
Direkt2の横幅が124センチに対し

Spear2GTの横幅は最大135センチ、しかも寝室の長さは228センチと足元にザックを置いても足が伸ばせるのだ。

そして何といっても前室が広い!
雨天完全対応型なのだ!
都合のいいように考え始めると重たい!とか、かさばる!とか、不安要素は見えなくなってしまう。
盲目的になってしまうのが、私の悪い癖である。
とりあえず、テントは決定した。
次にコースの選択である。
上高地からのコースと新穂高温泉からのコースが代表的であるが、贅沢にも毎年、上高地へ行っているので今回は、初めてのコース、新穂高温泉から登ってみたいと思う。
コースタイムは上高地とほとんど変わらないが、何より重い荷物を背負って、殺生ヒュッテ、もしくは槍ヶ岳山荘まで登る自信がない。
しかし、悩むべき点もあった。
それは、新穂高温泉から槍ヶ岳を目指しても槍の穂先を確認出来るのは、飛騨乗越えの分岐からでそこから槍ヶ岳山荘までたったの10分。
そこから渋滞なしで考えて往復1時間。
スムーズにいきすぎると1時間30分程で槍とお別れになるのだ。
それに比べ上高地コースでは、グリーンバンドから槍がお目見えするので、片道3時間は槍を見ながら登ることができる。
新穂高温泉から10時間近くかけて登って来て、たったの1時間30分で槍とお別れなんて悲しすぎると思いませんか?
でも今回はリベンジ登山ということで、とりあえず何としても槍ヶ岳に登頂したいのです。
そんな楽しい葛藤をしながら10月11日、出発の日を迎えます。
仕事を終えた後、道具を積み込み、この日、修学旅行から帰宅した部長をピックアップして新穂高に向けて出発です。
午前6時過ぎに深山荘無料駐車場へ入りましたが、満車の為、ガードマンに追い出され、少し離れた無料駐車場、鍋平高原へ向かいます。
一応、下調べはしておきましたが、深山荘の駐車場は、土日祝日はほとんど満車との事。
覚悟はしてました。
鍋平高原の駐車場から登山口まで徒歩で1時間。
ショートカットしても約30分。
ロープウェイを利用して登山口まで下りるという手段もあります。
来た道を引き返し、分岐路から山道を登りますが、その分岐路に駐車場を発見!
山道をあわててUターンします。
この駐車場は、防災ヘリポートらしいです。
キャンプ禁止と書かれているにもかかわらず、テントを張っている兵がいました。
駐車場へ進入するも残念ながら空きスペースがありません。
あきらめて再び、鍋平の駐車場へ向かおうとすると男性が近付いて来られ
「待って!スペースが欲しんでしょ!僕の車、出るからここに停めなよ!」
と、親切に声をかけてくれました。
その後も次々と車が入ってきますが、空きスペースがない為、ことごとく退場していきます。
そんなラッキーな出来事もあり、身支度を整え、7時8分。
槍ヶ岳に向けて出発です。
Posted by たかみっち at 19:44│Comments(0)
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