いよいよロンドンオリンピックも始まって、熱い夜を過ごされていると思いますが、蒸し暑い夜も続いてますね。
こう暑いとキャンプ場も熱帯夜で寝苦しいかも?しれないので、キャンプはあきらめて・・・
やっぱり山ですわ。
しかし、近場は低山ばかりで適当な山はない!
行動範囲を中四国地方に広げて思案、この中で一番高い山はと・・・石鎚山か!
まだ、本当の頂上には行ってないし、いっちょう行っとくか!
そう思い立って深夜に岡山を出発しました。
伊予西条まで気温はずっと30度。相変わらず暑い。
そこから南下しますが、四国の国道は酷道といって剣山も同様、神経がすり減ります。
標高が上がるので気温も徐々に下がってきました。
無料で通れる一般道路の道路トンネル日本最長の寒風山トンネルに突入した時、一気に気温が20度まで下がりました。
高知県に入り、県道40号線からは本当につらい。
出来れば二度と走りたくない道です。
対向車アウトの狭い道幅に加え超蛇行道路、しかも所々、白線が切れているのでどこまで路肩があるのかわからない。
夜間走行なのでライトに照らし出される白線とガードレールが頼りなのだ。
でも蛇行しまくるので、目の前に映るのは山肌ばかり!
こんな道が1時間半も続くので登山口に到着した時には、神経がクタクタになってました。
土小屋登山口に到着したのは午前2時30分
気温は18度
涼しいというより、少し肌寒い。
この時間から出発される方もおられるみたいですが、私は酷道の疲れを癒すべき少し仮眠をとります。
1時間眠るつもりが2時間も眠ってしまった。
当初の計画では4時出発で、日の出を迎える頃に二の鎖へ到着するはずだったが。。。大幅にくるってしまった。
部長を起こし、準備を整え、1時間遅れの午前5時 出発。
ヘッデンしてますが、明るくなってすぐに必要なくなりました。
眠りながら歩く部長
しばらく歩いていると突然、大きなかえるが道へ飛び出してきました。
部長がちょっかい出しますが、微動だりしません。
木々の間から見えた石鎚山
前回は雲に隠れていたので はじめましてです~
なんか元気が湧いてきた
5時27分 朝日が出ました
ここでご来光かぁ 残念だなぁ
と寝坊したことを悔やんでいたら、怪我の功名?
石鎚山が朝焼けに燃えてる~
こりゃぁ いいものを見させてもらいました
景色はいいし、涼しいし、快適 快適^^
整備された登山道に感謝
6時23分 成就ルートとの合流地点に到着
山頂まであと500メートルですが、ここから鎖場登場。
巻き道もありますが、当然鎖へ向かいます。
先ずは二の鎖
ほぼ垂直のところもありますが、けっこう楽しい^^
うしろを振り返ると
この風景
あまり振り返ると恐くなるね。
二の鎖が終わると一旦、巻き道と合流します。
ここからの石鎚は、絶好の撮影ポイントです。
それでは再び鎖道へ
三の鎖 行ってみよ~う
垂直一直線
振り返るな~
7時25分 弥山 到着
でも本当の頂上はあっち
前回はこの弥山まででしたが、今回はリベンジを果たします。
待ってろや~天狗嶽!
一度下って・・・また鎖
岩場をぴょんぴょん飛び跳ねて
北側は断崖絶壁
こんな感じ
う~ん 写真じゃ恐さが伝わらないね
祠に向かってよじ登り
7時52分
天狗嶽(1982m)登ったど~
南尖峰へは行きません
もうじゅうぶん恐怖は味わったからね
朝食は弥山に戻って、久しぶりの山ラー。
まだ8時30分なので登山者は少なめですが、これから登ってくる人達は暑いでしょうね。
涼しいうちに下りましょう。
石鎚山は山岳信仰の霊山なので、7月1日は女人禁制だなんて知ってました?
登る人は「おのぼりさん」、下る人は「おくだりさん」と挨拶するそうですが、少し気恥ずかしいので普通に「こんにちは」と挨拶しながら下りていきます。
普段は、顔見知りでもなければ挨拶を交わしませんが、山では老若男女、誰でも普通に挨拶を交わします。
子供の教育にもいいな~なんて思いながら歩いていると
こんにちは~
こんにちは~
あれ?
あれ?
あれ~(≧◇≦)
何たる偶然 smapanさんとばったり遭遇!
石鎚に登りたい!という話は聞いてましたが、まさか今日、ここで出合うとは!正直驚きました。
つのる話はたくさんありますが、ここは登山道。
長話は禁物!渋滞のもとです。
頑張れ!と声をかけてお別れしました。
偶然てあるんですね~
まさか来月、北アルプスで出合ったりして^^
11時頃 下山完了して帰りも地獄の酷道を走ります。
その途中、白猪谷渓谷で水遊びして帰ります。
水着も持参したのですが、川の水が冷た過ぎて泳ぐのは無理!
足をつけるだけでジンジンきます。
天然のクーラーが気持ちいい
昼メシは今回も不思議なめし袋でご飯を炊き、フリーズドライのカレーを混ぜてライスカレー。
暑さを忘れさせてくれた一日でした。