8月13日から
津谷キャンプ場へ行ってきました。
今回はその3日目と4日目。
お盆オールキャンプの締めくくりは朝から嫌なことがあり・・・
自分がしでかしたんで、どうしようもないんですけどね。
記事にしようかどうしようか迷ったんですが、自分自身の反省の意味をこめて記事にすることにしました。
まず事件の発端は朝食の準備中のことでした。
アウトドアの料理本を見ながら、朝食の鮎めしに使う鮎の筒抜きから始まりました。
普通、包丁がある環境なら普通に鮎の腹を切り、内臓を取り出すわけですが、昨日のニジマス釣りで学んだ筒抜きを嫁が得意げにやったわけです。
筒抜きをやってしまったら当然のように割り箸に内臓がくっついています。
これを処分するために娘に川へ流すように頼みます。
しかし、娘は昨日の筒抜きがトラウマになっていて当然、嫌がります。
気持ちが悪いならビニール袋に入れて、洗い流すように言いました。
ビニール袋と割り箸は持って帰るように一言付け加えて・・・
しかし、手ぶらで帰って来たのでビニール袋は持ち帰るように指示すると、今度はなかなか帰って来ません。
様子を見に行くとビニール袋は川ではなく薮の中へ捨てたようです。
5m程先に捨てたビニール袋が見えますが、薮が茂っているので容易に取りに行けません。
しかし、ビニール袋は自然に返らないので取って来い!と心を鬼にして言います。
動こうとしない娘にバカな親父は腹を立てて、とうとう娘を薮に突き倒します。
それも2度・・・
倒れ込む体を支えようとした時、左手を突き手首を痛めたようです。
泣きながら薮の中へ入り、ビニール袋を取って来たあと、すぐにシャワーへ行かせました。
自分自身やり過ぎた感がぬぐえず、その場にいてもたってもおられず、川に入って焚火台の掃除をしていました。
何かに集中していないとやりきれない気持ちでした。
シャワーから戻ってきた娘のバスタオルに血がついていたので、あわてて娘の様子を見ると痛がる手首に出血はありませんでした。
どうやら薮でブヨに顔を数箇所やられたみたいです。
口のまわりに4箇所、首にも数箇所、見るのも痛々しい。
教育指導のためとはいえ中学生の女の子になんてバカなことをしたんだ!
それからずっと自己嫌悪に陥っていました。
正直、凹みました。
今日は一日、キャンプ場でまったりする予定でしたが、自分のせいで楽しいはずのキャンプが一変しました。
一日、繰り上げて帰ろうかとも思いました。
周りのキャンパーもほとんどが今日で帰るのか、撤収準備にかかりキャンプ場から出て行きます。
しばらくすると空いた隣の16番サイトに3台の車が横付けし、荷物を下ろし始めました。
中には入墨をした人もいます。総勢10人以上の若者(男のみ)です。
大声を出して騒いでいます。
こういう人達とはかかわりたくないので、買出しを兼ねてキャンプ場から出ることにしました。
道中、娘の手首のことが心配で病院へ行くことを促しますが、本人が嫌がるのでシップと氷を買って処置しました。
こういう時に女の人は強いですね。
嫁は娘の痛がりようを見て「大丈夫、大丈夫。骨折したら手首は腫れあがるし、もっと痛がるワ!」とあっさり。
買出しを済ませキャンプ場に戻る道中、16番サイトの車3台とすれ違いました。
後から管理人さんがやって来て「隣、うるさかった?ああいう人達、本当は入れたくないんだけどね」と言ってました。
それなら周囲に迷惑のかからない場所を案内してあげればよかったのに。
この人達がデイキャンではなく、泊まりだったらうちが移動する覚悟をしていました。
夕食の買出し中、娘に「何でも好きなもん持って来~い」とご機嫌とりをしてました。
その好きな物とは、プリンロールケーキ。
こんなもんで笑顔になってくれるなら、いくらでも買いますがな。
夜、飲んだ勢いで娘に「お父さん、反省しとるんよ」と謝りました。
最終日も朝から怪しい雲行きでしたが時々晴れ間もあり、無事乾燥撤収出来ました。
後半は辛いキャンプになりましたが、すべてやり過ぎたバカな親父が悪いのです。
反省しています。
でも今は娘も笑顔に戻り、少し安堵しています。
もうキャンプに行かない!なんて言われたら辛いなぁ
津谷キャンプ場の少し手前にある
ジャイアンツ田んぼ
で、こちらも一応・・・